データから査定価格を導き出す簡易的な不動産査定

データから査定価格を導き出す簡易的な不動産査定
インターネットで必要事項を入力するだけで簡単に不動産査定が行えるサービスでは、まずは簡易的な査定で概算を出し、後日専門知識のあるスタッフが本査定をして価格が決定します。
瞬時に出される概算は、蓄積されたデータを元に算出されます。
建物の規模や築年数、立地条件などの基本的な情報があれば、周囲の似たような建物との比較、過去の取引実績、ここ数か月の相場の上限などをかけ合わせることでおおよその価格を推計することが可能です。
最近ではAIを導入するケースも増えており、前述のデータに今後の変動や購入された場合の価格などを予測し、より現実に即した数値を弾き出すことができます。
現実の不動産取引ではこれらの理論的に算出された数字に加えて、少しでもお得に売却や購入したいという顧客からの相談を受け、担当者の裁量によって多少の増減が加味されます。
データから数値を導き出せば多くの人々が納得できる不動産査定を実現し、売却や購入を決断する大きな動機となります。
不動産査定は現地を見てもらうのが必須条件
土地や家などの不動産売却を考えているなら、まずはその土地や家がどの程度の資産価値なのか査定価格を出してもらうことから始めます。
その際、業者が現地を実際に見ることが必須条件です。
何も知らないで不動産会社の言うなりに売却してしまうと、何百万円もの損になる場合もあります。
また不動産査定は1社だけでなく、複数の業者で査定するのが基本です。
そうでないと売った後で、もっと高く売れたと後悔することになります。
不動産業者によって得意なエリアも物件も違うので、少なくとも3社以上で不動産査定を行うべきです。
同じ土地でも不動産会社によって、1000万円から1500万円もの開きが出るケースも少なくありません。
一方、不動産査定一括サイトを利用すれば簡単に見積もりの比較ができて便利です。
インターネットで概算を知ってから、業者に現地を見てもらって交渉します。
相場がわかっているので、損になるような売却をしないで済みます。